包装資材なんでもコラム


段ボールケースのフラップについて。

一般的なA式(下記の写真のような形式のケース)の箱には、
上と下にフラップがついて、それがふた、底の役目を果たしています。

通常のフラップ。

真ん中で合わさる形状です。

このフラップの長さ、自由に決めることができるのは、意外と知られて
いないことなのかもしれません。むろん、抜き型を使用すれば、自由な
形状の段ボールケースが作れますが、抜き型製作代がかかり、
一回限り、または少量での製作の場合、どうしても割高になって
しまいます。
ところがフラップの長さを変えるだけでしたら抜き型は必要
ありませんので、通常の段ボールケースを作成する場合と
大差ない価格(場合によっては安く)での製作が可能です。

例。
オーバーフラップ。
重量物を入れるなど、底部分の強化に。
フラップが折り曲げにくい、細長い箱などに。


半分のフラップ。
用途:一斗缶など、中に入れる製品に持ち手等が付いており、
その部分を活用したい場合など。


フラップなし。
用途:棚の仕切り箱、保存箱など。


※おおよそ30センチ以下の小さいケースの場合は、抜き型を
使用しないと製作できない場合がございますので、詳しくは
お問合せください。

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