包装資材なんでもコラム


普通の段ボール箱を何度も開け閉めできるようにするちょっとした工夫。

注意:下記の方法は保管用途に限ります。宅配便等、発送での使用はお避けください。
またその際に生じたトラブルについての責任は負いかねます。




一般的なA式の段ボールケースです。
このような箱を文書保存箱にお使いの方も多いと思いますが、
この形式の段ボールケースの場合、閉じるために通常の梱包用
テープを使うと、はがす時に段ボールの表面も一緒にはがれて
だんだんと無残な箱になってしまいます。


こんな感じでしょうか。…トホホ。

もちろん抜き型を作ることで、段ボールのフラップを差し込み式にして
開け閉め可能な形状に製作することが可能ですが、初回に抜き型代が
別途かかり、小ロットの場合は割高になってしまいます。
また、昔ながらの文化鋲とタコ糸で閉じる方法もありますが、
使用していくうちにタコ糸が切れてしまったり、鋲が取れてしまったりと、
こちらも今は少数派となっています。

そのような場合、少々手間はかかりますが、
こんな工夫をされてみてはいかがでしょうか?

用意するもの
透明のPPテープ、養生用テープ
(写真では緑色のテープを使っていますが、透明(見かけは白)の
養生テープもあります)



フラップの部分に、透明のPPテープを貼ります。

※縁の部分までカバーする必要があります


しっかり留めたい時は、側面にも貼っておきましょう。


その上から、養生テープを貼ります。
養生テープは、一般のクラフトテープ、布テープに比べて粘着力
が弱く、糊が残りにくい仕様になっています。そのため、何度でも
繰り返し使用できます。


このようにすれば、何度でも開け閉めができ、段ボールケースも
傷まずに長期間使用できるでしょう。


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